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水商売で売上はあるのにお金が足りないのはなぜ?

売上があっても、入金より先に給与や仕入れの支払いが来れば手元のお金は不足します。売上高だけを見るのをやめ、入金予定日と支払予定日を日付順に並べ、どの日に残高が足りなくなるかを確認します。

水商売で売上はあるのにお金が足りないのはなぜ?

売上があっても、入金より先に給与や仕入れの支払いが来れば手元のお金は不足します。売上高だけを見るのをやめ、入金予定日と支払予定日を日付順に並べ、どの日に残高が足りなくなるかを確認します。

水商売で売上は伸びているのに給与や仕入れの支払日にお金が足りない場合は、売上の合計から離れて、入金と出金を日付順に並べると原因を調べやすくなります。

売上の日と入金の日の違いを見る

男性が伝票の束を分け女性が予定表と見比べる場面のイラスト

キャバクラでカード決済の売上が立っても、店の口座へ入るのは契約で決まった入金日です。売上伝票の金額と、今日使える口座残高を同じものとして考えないようにします。

日本政策金融公庫の資金繰り資料は、利益と現金の動きが異なることを説明しています。売上が費用を上回っていても、入金より先に支払いが来れば、その時点の現金は不足し得ます。

まず決済会社の実際の入金予定を確認します。手数料や返金などを反映した入金見込額を使い、売上総額をそのまま当日の入金欄へ書かないようにします。入金周期は会社や契約で異なります。

利益が出る売上の目安は、固定費と変動費を分けて計算します。その採算の確認と、口座へ実際に入る日の確認は別に行います。黒字になる売上が見込めても、給与の支払日よりカード決済の入金日が後なら、その間の支払いを賄うお金が必要です。

日別の残高で不足する日を見つける

男女が支払書類と卓上カレンダーを見ながら電卓で計算する場面のイラスト

架空の例で、月初の手元資金が五十万円、五日に給与四十万円、十日に仕入れ二十万円、十五日にカード入金六十万円があるとします。他の入出金を省いた説明用の計算です。

五日の支払後は十万円、十日は二十万円を払うため十万円不足します。十五日の入金後は計算上五十万円になりますが、十日の不足を後日の入金でなかったことにすることはできません。

月末の残高だけを見ると、この途中の不足を見逃します。前日の残高にその日の入金を足し、支払いを引く計算を日付順に行います。予定が不確かな入金は、確定した額と分けて扱います。

  • 開始時点の現金と口座残高
  • 実際の入金予定日と見込額
  • 給与、仕入れ、家賃、返済などの支払予定

仕入れと返済の影響を分けて確かめる

仕入れた飲料の箱の前で男女が伝票を確認している場面のイラスト

スナックで酒をまとめ買いする場合、販売する前に代金を払えば手元資金が減ります。棚に商品が増えたことと、現金が残っていることは別です。値引きがある仕入れでも、支払時点を確認します。

借入金の元本返済も、日々の現金の支出です。売上から仕入れや経費を引く収支だけでは、返済に必要な資金を十分に見られない場合があります。税金や設備購入なども予定へ入れます。

例の十万円不足が分かったら、入金日の確認、不要な仕入れの見直し、確定した支払予定の確認から始めます。既に約束した給与や仕入れ代金の支払いを、店の一方的な判断だけで遅らせるような手段は避けます。

不足が避けられない見込みなら、支払日を過ぎる前に金融機関や専門家へ状況を説明できる資料をそろえます。売上があるという説明だけを行うよりも、何日にいくら不足するかが分かる表を用意するほうが相談に役立ちます。

まとめ:翌月までの入出金を日付順に並べる

男女がカレンダーと横棒入りの資金予定表を照合する場面のイラスト

水商売で売上があるのにお金が足りない場合は、利益の問題と入出金の時期の問題を分けて調べます。キャバクラのカード入金待ち、スナックの仕入れ先払いのように、店ごとの時間差を確認します。

まず翌月までの残高予定を作り、確定している入金と支払いを入れます。見込みの売上は別の欄へ置き、楽観的な予測で不足を埋めないようにします。

毎週、予定と実際の差を更新します。差が生じている要因が入金の遅れなのか、仕入れの増加なのか、予定外の出金なのかを切り分けると、次の対策が具体的になります。

一方、毎月同じ時点で不足するだけでなく、月末残高も減り続けるなら、時期の調整だけでは足りない可能性があります。売価、原価、人件費などの収支も合わせて見直す必要があります。

最初に見る数字は、今月の売上目標ではなく、最も残高が低くなる日の金額です。その日を把握したうえで、何をいつまでに確認するかを担当者と共有してください。

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