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コンカフェのチェキ価格の決め方と1枚あたりの費用

コンカフェのチェキ価格を決める経営者向けに、フィルム代と対応時間から一枚の費用を出す方法をまとめました。架空の計算例で価格ごとの残額を比べ、撮り直しや人件費の二重計上も確認できます。

コンカフェのチェキ価格の決め方と1枚あたりの費用

「一枚1,000円なら、フィルム代を引いた分はほとんど利益だろうか」。コンカフェのチェキ価格を決めるときは、撮影から受け渡しまでの時間も見落とせません。

チェキ価格は、フィルム代だけでなく、撮影や受け渡しに使う時間、店で決めたバックも含めて比べます。一枚ごとの費用を出し、残る金額で家賃などをまかなえるかを見ると、自店に合う価格を検討できます。

フィルム代は、実際に仕入れた金額から出す

男性店長が机のフィルム箱と仕入れ伝票を並べて一枚の費用を確認するイラスト

富士フイルムの公式一覧では、mini用フィルムに10枚入りの商品があり、価格はオープン価格です。一枚の仕入原価は、メーカー名だけで決まるものではなく、実際の購入額から求めます。

例えば10枚入りを900円で仕入れたなら、一枚90円です。これは計算用の架空価格で、現在の販売価格ではありません。まとめ買いの送料があれば、使える枚数に分けて加えます。

  • フィルム代900円÷10枚=一枚90円
  • 送料や台紙なども、一枚あたりに分けて加える
  • 撮り直し分は、使った枚数と販売できた枚数を分けて記録する

10枚使って販売できたのが9枚なら、フィルムだけで一枚あたり100円です。撮り直しを毎回一枚と決めつけず、店の実績から計算します。仕入れ伝票と使用枚数を並べると、値上がりにも気づきやすくなります。

台紙やペンの費用が少額でも、何十枚と販売すれば積み重なります。一方、カメラ本体の購入費を一日のチェキだけに全部乗せると比較が偏ります。機器の費用は、使う期間を踏まえて別に整理します。

撮影から受け渡しまで、何分かかるか

男性店長が時計を確認し女性スタッフが机でチェキの受け渡し準備をするイラスト

一枚の対応時間には、撮影だけでなく準備、お絵描き、受け渡しなども含まれます。コンカフェの経営者が決めるのはポーズの上手さではなく、料金にどこまでの対応を含めるかです。

仮にスタッフの人件費を一時間1,800円、一枚の対応時間を5分として計算すると、時間分は150円です。実際の時給や必要な会社負担は店ごとに違うため、この金額を給与の目安にはしません。

  • 人件費1,800円÷60分×5分=一枚の時間分150円
  • 二人が各5分対応するなら、合計10分として計算
  • バックを別に支払うなら、その一枚分も加える

ここでの時間分は、勤務中の人件費を商品に割り振った目安です。通常の給与とは別に150円が必ず増える、という意味ではありません。月の利益計算で給与全額も引く場合は、同じ分を二重に引かないようにします。

例えばフィルム90円、台紙など30円、時間分150円、別途支払うバック100円なら、合計370円です。実際の支払額を含めた費用と、価格を考えるために割り振った時間分を区別して残します。

価格ごとの残額と、渡す内容を比べる

男性店長が電卓とチェキの見本を机に置いて価格案を比較するイラスト

一枚の費用を370円と置いた場合、価格を変えるといくら残るでしょうか。以下は比較のため、価格と材料費を税抜でそろえた架空例です。実際にお客さんへ示す税込の支払額とは区別します。

  • 価格800円なら、費用との差額は430円
  • 価格1,000円なら、費用との差額は630円
  • 価格1,200円なら、費用との差額は830円

この差額は、そのままお店の最終利益ではありません。日本政策金融公庫の収支計画例でも、人件費や家賃などを含めて収支を確認しています。チェキ以外の売上と合わせ、店全体の費用をまかなえるかを見る必要があります。

高い価格にすればよいとも限りません。同じ撮影内容で値上げするのか、台紙などの内容を変えるのかで比較が変わります。提供内容を増やす場合は、材料費と時間を計算し直します。

「撮影のみ」と「お絵描き付き」を比べるなら、それぞれの作業時間と一枚の残額を別々に出すと、お客さんが選べる内容も明確になります。

まとめ:値付けの根拠を一枚に残す

男性経営者と女性スタッフがフィルムとチェキの費用メモを一緒に確認するイラスト

コンカフェのチェキ価格は、フィルム代だけでなく、店が提供する内容と対応時間から比較できます。店長が費用の表を残しておくと、仕入れが変わったときも、どの部分を見直せばよいかが分かります。

  • 一枚に含める撮影・お絵描き・受け渡しの内容
  • フィルムや台紙の仕入額と、実際にかかった時間
  • 採用する価格と、次に費用を確認する日

最初の準備は、直近のフィルムの仕入れ伝票を一枚確認することです。そのうえで何件かの対応時間を測り、忙しい日と空いている日で差がないかを見ます。時間測定は店の価格設計に使い、個人への罰金や無理な作業速度の要求には結び付けません。

価格を決めたあとも、販売枚数、撮り直し、対応時間を同じ単位で記録します。材料費を抑えるだけでなく、約束した内容を無理なく提供できるかまで確かめると、次の値付けの根拠になります。

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