ガールズバーの再来店率の出し方と、店長が確認する数字
再来店率は、同じ期間に初めて来た人のうち、決めた日数以内にもう一度来た人の割合で出します。延べ来店数と混ぜず、全員の観察期間が終わってから比較し、人数と記録できなかった件数も一緒に確認します。
再来店率は、同じ期間に初めて来た人のうち、決めた日数以内にもう一度来た人の割合で出します。延べ来店数と混ぜず、全員の観察期間が終わってから比較し、人数と記録できなかった件数も一緒に確認します。
ガールズバーの再来店率を調べたいのに、月の来客数と常連客の人数しか分からないという場合は、先に誰を数える数字なのかを決めると集計が進みます。
初めて来た人を同じ日数だけ追う

この記事では、ある期間に初めて来た人が、初回来店から三十日以内に再訪した割合を再来店率として扱います。三十日は運用例です。店の来店間隔に合わせて期間を決め、途中で変えずに比較します。
例えば、四月に初来店した人を数える場合、四月三十日に来た人にも同じ三十日間の観察期間を設けます。四月末の時点で全員を判定してしまうと、月初に来た人ほど再訪できる機会が長くなってしまいます。
分母は対象期間の初来店者数、分子はそのうち決めた期間内に一回以上再訪した人数です。一人が三回来店しても分子は一人として数えます。延べ来店回数を入れると別の指標になってしまうため混同しないようにします。
個人情報保護委員会のQ&Aでは、氏名のみであっても特定の個人を識別できる場合は個人情報に該当するとされています。個人情報取扱事業者が来店履歴を氏名と結び付けて管理する場合は、安全管理措置への配慮が求められます。具体的な管理方法に一律の法定様式はありませんが、実務上の運用例として集計用資料をむやみに配布せず、会議では人数と割合を用い、個別の履歴を確認できる担当者を限定するなどの管理を行います。
四十人中十人が再訪した場合を計算する

架空の例として、初来店者四十人の観察期間がすべて終了し、そのうち十人が三十日以内に再訪したとします。再来店率は十人÷四十人×百で二十五%です。業界平均との比較ではなく、自店の定義による結果です。
この十人が合計十八回来店していても、十八÷四十とは計算しません。十八回という来店回数は、再訪者の利用頻度を見るために別途活用できます。一度戻った人の割合と、戻った人が何回来店したかは別の問いです。
前月が初来店者二十人、再訪六人なら三十%です。率だけを見ると前月の方が良く見えますが、再訪人数自体は今月の十人の方が多くなっています。率と人数の両方を記録に残すと読み違いを減らせます。
- 初回来店日と、初来店者の実人数
- 期限内に一度以上戻った再訪人数
- 観察期間と、まだ期限が来ていない人数
分からない来店を無理に埋めない

同じお客様か分からない来店がある場合は、確認できた人だけの率であることを明記します。全来店客の数字のように扱うと、記録しやすい常連客へ結果が偏る可能性があります。
例えば、初来店と思われる五十人のうち、継続して照合できるのが四十人なら、残り十人を理由なく除外しないようにします。集計対象四十人、照合できない客十人と併記し、前月も同じ扱いで集計しているかを確認します。
個人情報保護法において、個人情報取扱事業者は個人情報の利用目的をできる限り特定することが求められています(個人情報保護委員会ガイドライン通則編)。集計のためだからと必要以上の身元情報を求めず、店舗があらかじめ案内した利用目的と管理方法の範囲内で記録します。
連絡先を集めれば自動的に正確になるわけではありません。重複登録や入力漏れもあります。まず既存の顧客記録で同一人物を識別できる方法を確認し、無理な推測による名寄せを避けます。
集計表には率の横へ実人数もそのまま記載します。「二十五%」という割合だけでなく「十人/四十人」とあれば、別の担当者も計算を確かめられます。途中から観察期間を三十日から六十日に変える場合は、過去の数字と連続して比較せず、新しい定義で集計を始めた日を残します。
まとめ:率が変わった理由を一つずつ見る

ガールズバーの再来店率は、初回来店者を同じ観察期間で追い、再訪した実人数で計算します。初回来店日、再訪人数、観察期間の条件をそろえると、月をまたぐ比較ができます。
再来店率の数字が下がっても、すぐに接客の良し悪しと結び付けないようにします。初来店者が増えた月、イベントで遠方からの来店が多かった月、記録方法を変えた月では、比較の前提条件が変わるためです。
最初の確認は、計算式が同じか、全員の観察期間が終わったか、記録できない件数が増えていないかの三点です。その後で、変えた施策を一つずつ振り返ります。
一か月の小さな人数差だけで性急に結論を出す必要はありません。記録を続け、同じ定義の数字がたまってから店の基準を考えます。まず一期間分の四つの人数を、誰でも再計算できる形で残してみてください。
Nightbaseで、再来店の確認に、顧客別の伝票履歴を
初来店日と再訪の数え方を決めたら、Nightbaseの顧客別の伝票履歴を確認できます。同じお客様の来店を照合する元の記録として使い、記事で紹介した集計表へ再訪の有無を整理できます。
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